アメリカの運転免許の手続きってどうやるの?難しい?
日本と比べてアメリカの免許取得は短期間&低コストでできますよ!本記事では、カリフォルニア州での運転免許(Real ID)取得についての体験談をシェアします!
2022年7月6日に筆記試験、7月21日に実技試験を受けた時の内容になります。
最新の情報は、DMV(Department of Motor Vehiclesの略。運転免許や車両登録など自動車に関する業務を行う政府機関)のHPで確認してください。
カリフォルニア州DMV公式サイト
カリフォルニア州で運転免許(Real ID)を取得する流れ
Real IDとは?
2025年5月より、アメリカ国内線飛行機の搭乗時や連邦施設に入る際に必要となる身分証明書です。
Real IDの申請、筆記試験の流れ
- オンライン申請書(下記STEP2で印刷したもの)
- パスポート
- ビザ
- SSNカード
- I-94を印刷したもの
- カリフォルニア州に住んでいることを証明する書類2種(私は自分名義の携帯契約書とソーシャルセキュリティーオフィスから届いた宛名と住所が印刷された紙を持参しました)
- 申請料39ドル
I-94は、Official Website of the Department of Homeland Securityのトップページ上段にある”GET MOST RECENT I-94”から入手できます。
居住証明書類は1種類だけでも良かったのかもしれません。ただ、窓口の人によって対応が違うことがあると聞いたので、念のため2種類持って行きました。国際免許証も持参しましたが、特にチェックしていないようでした。
下記、DMVのHPで、Real IDの申請と筆記試験の予約をします。
CALIFORNIA STATE DMV DRIVER’S LICENSE / ID CARD APPLICATION
公式サイトでは入力の所要時間が平均9分となってますが、私はもっとかかった気がします。
身長をフィート、体重をポンドで入力するなど、馴染みのない項目もあるので、時間に余裕がある時に申請しましょう!
日本の運転免許を持っていればさほど難しくないと思います。私はアメリカ独自のルールを中心に勉強しました。
下記DMVのサイトに色々な教材が載っているので、活用すると良いと思います!
KNOWLEDGE AND DRIVE TESTS PREPARATION・・・教材が色々掲載されています。
ADDITIONAL TESTING MATERIALS・・・Road Sign Chart や、日本語の単語・フレーズ集も掲載されています(少しですが)。
必要書類の原本を持参のうえ、予約日時に筆記試験を受けに行きます。
入口の前で予約あり・なしで列が分かれているので、予約ありの方に並んで、係の人に予約確認書を提示してDMVの中に入ります。
窓口で受付を行い、筆記試験を受けます。
筆記試験はPCのブースで立ったまま受けます。万が一不合格になっても、一日に3回まで受けることができます。
こちらのリンクにも当日の流れが載っています。
The Testing Process
なんとか1回でパスし、視力検査、申請料の支払い(当時は39ドル)、写真撮影、Instruction Permit(運転練習許可証)の受け取りをして、この日は終了です。
実技試験の予約・練習・当日の流れ
下記DMVのリンクから予約できます。
APPOINTMENTS・・・”Schedule My Behind-the-Wheel Drive Test”の”Automobile”から予約しましょう。
私はサンマテオのDMVを予約しましたが、路駐が多く道が狭いところがあるので、事前に練習をしました。
YouTubeなどにモデルコースが載っていることがあるので、検索してみましょう!
実技試験の最初に、安全チェックがあります。その準備もしっかりやっておきましょう。
チェックリストは以下に掲載されています。
Pre-Drive Checklist (Safety Criteria)
安全チェックは難しくありませんが、日本語と英語で言い方が異なる単語もあるので、しっかり準備しておきましょう!
YouTubeには実技試験に関する動画が沢山あるのでチェックしてみてください!見ているうちに気を付けるべきポイントが分かってきます。
当日必要なものは以下です。
- Instruction Permit(筆記試験合格時に発行された運転練習許可証)
- 試験に使う車両
- Registration Card(車両登録証)
- Insurance Card(車の保険カード)
- DMVまで同乗する人とその人の免許証
同乗を快諾してくれたお友達と一緒にDMVに向かいました。
窓口で実技試験を受けに来た旨を伝えると、試験に必要なものが入っているファイルを渡されます。
車に乗り、ダッシュボードにファイルを置き、実技試験の順番待ちレーンで待機します。予約していた時間から1時間ほど待ち、いよいよ実技試験です。
15分ほど運転し、無事にパスできました!
窓口でパスした旨を伝え、仮の免許証を受け取って終了。
2週間ほどで免許証が郵送されてきました。
テストの採点基準については下記に掲載されています。
Driving Performance Evaluation (DPE) Scoring Criteria
このリンクの下の方に「これをやると一発不合格!」というCritical Driving Errorsについても記載があります。必ず目を通しておきましょう!
まとめ
必要なもの
- オンライン申請書
- パスポート
- ビザ
- SSNカード
- I-94を印刷したもの
- カリフォルニア州に住んでいることを証明する書類2種
- 申請料39ドル
- Instruction Permit(筆記試験合格時に発行された運転練習許可証)
- 試験で使う車両
- Registration Card(車両登録証)
- Insurance Card(車の保険カード)
- 同乗者とその人の免許証
手続きと対策
手続きや申請料金については変更があるかもしれないので、最新の情報はDMVのHPで確認しましょう。
DMVのHPやDMV公式You Tubeには有益なコンテンツが豊富です。上手に活用して、試験を突破、Real IDをゲットしてくださいね!