初めてのアメリカ駐在生活、どうすれば納得のいく住まい探しができるのか不安ですよね。
住まいは暮らしの基盤。この選択がアメリカ生活に大きな影響を与えます。
我が家は、まだコロナ禍だった2022年3月、サンフランシスコベイエリアで物件探しをしました。
その時の体験談をお届けします!
夫と中高生2人の4人家族です
日本からでも、できるだけ現地情報を集める
現地に詳しい知人を探してヒアリング
まずは、現地に住んでいる人や、住んだことのある人を探しましょう。すぐに思いつかなくても知人の知人等、探せばいるものです。そして、臆せずにヒアリングをお願いしてみましょう。案外、海外生活の苦労や経験は共有したい人も多いはずです。
私の場合は、25年間現地に住んでいた友人から沢山の情報をもらうことができましたし、夫の知人からも参考になる情報をもらうことができました。
結果として、この時の情報が今の住まいの決め手になっています!
ヒアリングした内容は以下の通りです。
- 治安の良いエリアと悪いエリア
- 教育水準が高いエリア(これは治安の良さや物件の価格と比例します)
- 評判の良い学校名
- 夫の勤務地までのアクセスが良いエリア
- 買い物など生活面での利便性
ヒアリングの結果として、「この辺りに住むのが良さそうなんだなー」という目星がついてきます。ベイエリアといっても広いので、ここである程度絞り込みができたのは、とても有益でした。
ネット、特にSNSを駆使
その後は、ネットを使いまくりました(笑)。ただ、単にググるだけだと情報が古かったり、自分が知りたいことにたどり着くのに時間がかかることも。そこで、アメリカ駐在用のSNS(私の場合は、Instagram)アカウントを作り、情報収集しました。こうすることで、アカウントごとに必要な情報を保存できるので便利です。気になる地名などで検索すると、現地に住む駐妻さん達の暮らしぶりや、学校の様子が分かる投稿があり、とても参考になりました。
情報収集目的で、SNSの専用アカウントをつくり活用するのはオススメ!
ネットで居住候補エリアの犯罪履歴情報もわかります!
アメリカでは犯罪が起きた場所や性犯罪者の情報をネットで調べることができます。
いくつかありますが、今回はこの2つを載せておきます。
- 犯罪マップ・・・Spot Crime
- 性犯罪者マップ・・・FAMILY WATCH DOG
いよいよ具体的な物件探しをスタート!
不動産業者と打ち合わせ
知人やネットを通じた情報も参考にしながら、いよいよ不動産業者さんとZOOMミーティング。ある程度目星をつけたエリアについて質問したり、希望条件を共有。それに基づいて物件探しを依頼。
我が家がお伝えした希望条件は、以下の通りです。
- エリアとしては2箇所(比較的治安が良いとされるエリア=学校の評判も良いとされることに基づき)
- 戸建て物件
- 希望の間取り
- できればガスコンロ有り
- できればペット可
アメリカの住宅は防音設備が不十分で、別室の居住者からクレームがきたという話も聞きました。我が家は楽器があったため、戸建て一択としました!
現地の物件情報サイトでリサーチスタート!
並行して、現地の物件情報サイト Zillow での物件探しも始めました。
ウェブ版もありますが、スマホでアプリ版を入れると使いやすいです。
希望条件でフィルターをかけることも可能です。
色々な物件を見ていくうちにエリアごとの相場がつかめてくると思います。我が家も結局最後は、このサイトに載っていた物件から選択することになりました。早めにアクセスし、情報収集をすることをおすすめします。とても良いサイトですよ!(米国現地のUBERの運転手さんからもおすすめされるサイトです)
物件の内覧→決定
住まい決定
数週間以内に住居を決めないといけない状況でしたが、コロナ禍だったのでそもそも母数が少なく、条件に合う物件がありませんでした。
結局、Zillowに新着で出ていたとある物件を、夫ひとりで内覧してもらうことに。
私も日本からZOOMでつないでもらいましたが、途中でネット接続が切れてしまい、やむを得ず夫に一任。
結果、唯一内覧をしたこの物件に契約することとなりました。
もともとの希望条件が全て満たされていたわけではありませんが、一番重要視していた学区が希望通りだったのが決め手でした。
学校の編入手続き体験談は以下の記事をご覧ください。
希望条件が全てかなう物件は無きに等しいので、一番優先したい項目を何にするか?を事前に決めておくことが大切!そうすれば決断に迷う時間を短縮できます。
その他、契約前に確認すべきポイント
- ガレージの広さ(駐車可能台数)
- 庭付きの場合、庭の手入れをするのはテナントかどうか(Gardenerが来てくれるケースもあります)
- 洗濯機の場所は、ガレージか室内か(毎日のことなので、動線がイメージできるか確認しましょう)
まとめ
- 現地に詳しい人を探してヒアリングをする
- InstagramなどのSNSを上手に活用して情報を集める
- 治安は専用サイトでも確認できる
- 不動産業者に希望条件を伝えつつ、自分でもZillowなどの物件情報サイトでチェックする
- 最優先事項はあらかじめ決めておく
- 細かなことも契約前に確認する