アメリカ駐在で、最初にやらなければいけないものとして気になるのがSSNの取得ですよね。今回はその手続きの流れをシェアします。尚、本記事は、2022年5月のSSN取得の体験談で、E2ビザ配偶者のケースです。
手続きのタイミングなどによって必要書類が異なる場合があるので、実際に手続きする際は、最寄りのSocial Security Administration Office(社会保障局)などで確認してください。
最寄りのオフィスは以下リンクより、郵便番号で検索できます。
https://secure.ssa.gov/ICON/main.jsp
SSN(ソーシャルセキュリティーナンバー)とは?
SSN(ソーシャルセキュリティーナンバー、Social Security Number の略)とは、社会保障番号のことです。
9桁の数字で構成されています。最近知ったのですが、一度取得すると永久にその番号を使うことになるそうです。なので、一旦本帰国しても、再度アメリカ転勤の可能性がある場合は、保管しておいた方がいいかもしれませんね。
駐在員の場合は、次のような場合に必要になります。
- 電気・ガス・水道の契約
- 銀行口座の開設
- 運転免許(Real ID)の申請
- クレジットカードの申し込み
SSNが取得可能なビザとは?
外国人の場合は、就労可能なビザ(E,Lビザなど)保持者とその配偶者となります。
取得手続きの流れ
最寄りのオフィスは、こちらから郵便番号で検索できます。もしくは、Google map
で”Social Security Administration”と検索すると、近くのオフィスが調べられます。
2022年5月時点で、予約なしの受付を再開していたので、予約せずに朝イチでオフィスに行きました。
入口付近にある機械で訪問目的などを選び、整理番号をもらいます。自分の番号が呼ばれたら、窓口に必要書類を提出します。
この時、いくつか簡単な質問をされました。過去に申請したことはないか、母の旧姓、記入内容に間違いがないかなどでした。
手続きが終わると、控えを渡され、2週間くらいで届きますと言われました。
ちなみに申請費用はかかりません。
2週間くらいで届くと言われましたが、実際には5日ほどで自宅に郵送されました。
ひとつミッションを達成した気分になって、嬉しかったです!
ソーシャルセキュリティーカードが届いたら、大切に保管しておきましょう。普段持ち歩く必要はありません。
まとめ
- SSNとはアメリカの社会保障番号
- 就労可能なビザ取得者とその配偶者はSSN申請可能
- 配偶者の場合は英文の婚姻証明書が必要。領事館に翻訳依頼する場合は、戸籍謄本(原本)を入手しておく
- 予約なしでも申請可能
- 費用はかからない
- 通常2週間ほどで自宅に郵送